悪しき生活習慣は下半身デブの原因

悪しき生活習慣

下半身はある日突然急激に太くなるわけではなく、誤った生活習慣を繰り返すうちに徐々に太くなっていきます。

そのため、下半身太りの原因を特定するのはむずかしいのですが、生活習慣を見直さないとダイエットの成功率も下がってしまうので、一度自分のライフスタイルを振り返ってみることが大切です。

特に女性の場合、血行不良にともなう下半身太りが多く見られるので、血液の流れが悪くなる習慣は早めに改善するよう心がけましょう。

それでは、生活習慣の乱れで下半身デブになる理由を見ていきましょう。

喫煙

たばこにはさまざまな有害物質が含まれていますが、中でも血管に悪影響を与える物質として知られているのがニコチンです。

ニコチンには血管を収縮させるはたらきがあり、血管がせまくなる分、流れる血液の量も少なくなってしまいます。

すると全身の血液のめぐりが悪くなり、余計な水分や老廃物の回収が滞ってむくみや下半身デブの原因となります。

また、血液は各器官に酸素や栄養素を供給する役割を担っているため、血液が回らないと内臓機能が落ち、脂肪が燃えにくい体になってしまいます。

カフェインの摂りすぎ

コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインはもともと血行を促進する作用があるため、適量を飲んでいるぶんにはむしろ血流改善効果が期待できます。

ただ、カフェインは利尿作用が強いため、知らないうちに水分を多く摂りすぎて体を冷やしてしまったり、むくみを引き起こす原因となります。

特にコーヒーは体を冷やす作用があるため、たとえホットでも飲み過ぎには注意が必要です。

運動不足

現代は車や電車などの交通機関が発達し、移動による体への負担が大幅に軽減されています。

そのぶん現代人は慢性的な運動不足に陥っており、年齢や性別に関係なく、筋力が衰えてしまっています。

筋肉が衰えると血液を全身に行き渡らせるポンプ機能が低下し、血流が悪化。体の冷えや内蔵機能の衰えにつながり、下半身にぜいにくがつきやすくなります。

ストレス

血液の循環は自律神経によって調整されているため、特に意識しなくても血液は全身をめぐり、必要な酸素・栄養素を供給するしくみになっています。

しかし、慢性的にストレスを感じていると、自律神経のバランスが乱れてしまい、その結果、血液の循環も悪くなってしまいます。

また、ストレスを抱えていると全身の筋肉が緊張しやすくなるため、筋肉にコリが生じ、血液の流れが滞ってしまいます。

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