運動して下半身デブ対策

運動

デスクワーク中心でほとんど動かない・・・という運動不足の人は、全身の筋肉が衰えている可能性大。筋肉が落ちると脂肪が燃焼しにくくなり、下半身太りしやすい体質になってしまいます。

また、筋肉が衰えているとおしりやふとももがたるみやすい上、血液のポンプ機能も低下するなど下半身にとってデメリットが大きいので、適度に体を動かして引き締まった体を手に入れましょう。

筋トレで下半身デブ対策

筋肉をつけるには、体に負荷をかける筋力トレーニングが有効です。

筋トレと言うと、マッチョになりたい男性向けのものと思われがちですが、女性でも適度な筋肉を付けた方が下半身が引き締まり、シャープなボディラインを作ることができます。

ちなみに、女性は男性に比べて筋肉がつきにくい体質なので、一般的な筋トレ程度では筋肉太りする心配はありません。

筋トレ方法はいろいろありますが、ここでは下半身デブの解消に役立つ代表的な方法をいくつか紹介します。

レッグランジ

ふとももの引き締めに有効な筋トレ方法です。

1.両手を腰にあて、両足をそろえて立ちます。

2.左脚を大きく一歩前に出します。この時、左膝は床に対して90度になるようにします。右足の膝は床すれすれの位置までおろします。

3.立ち上がり、1の状態に戻ったら、今度は右足を一歩前に出し、同様の手順を繰り返します。ゆっくりめのテンポで、左右15回ずつ行います。

バックキック

ふとももやおしりを引き締める筋トレ方法です。

1.両手を腰にあて、両足をそろえて立ちます。

2.右足を真後ろに向かって蹴り上げます。あまり勢いはつけず、おしりとふとももの後ろの筋肉を意識して、なるべく高く足を持ち上げます。

3.右足をおろし、逆側の左脚も同様に行います。これを片足15回ずつ繰り返します。

カーフレイズ

ふくらはぎの引き締めに効果的な筋トレ方法です。

1.両手を腰にあて、視線を正面に向けた状態で両足をそろえて立ちます。

2.そのまま両足でつま先立ちになります。

3.右足のかかとだけを床につけないぎりぎりの位置まで下げます。このとき、左膝は少し曲げた状態にします。

4.今度は右足のかかとを上げ、左足のかかとを下げます。これをテンポ良く、左右30回ずつ行います。

有酸素運動で脂肪燃焼

筋トレと一緒にぜひ続けていきたいのが有酸素運動です。

筋トレは負荷が強い無酸素運動で、筋肉をつける方法としては有効ですが、ぜい肉を落とすには体に酸素を取り込み、蓄積したエネルギー=脂肪を燃焼させる必要があります。

有酸素運動は筋トレのように強い負荷をかける必要はなく、中程度の運動をなるべく長い時間続けるのがポイントです。

特に日頃運動不足の人がいきなり高負荷のスポーツや運動を始めると体を痛める原因になってしまうので、無理のない範囲で定期的に続けていくことが大切です。

以下では、下半身太りの解消におすすめの有酸素運動を2つ紹介します。

ウォーキング

運動不足の人でも気軽に始められる有酸素運動です。特別な器具もいらず、思い立った時からすぐに始められるため、年齢や性別にかかわらず高い人気を誇っています。

ウォーキングといってもただダラダラと歩くわけではなく、腕をしっかり振り、なるべく大またでテンポ良く歩くことが大切です。

なお、服装は動きやすいデザインであれば何でもかまいませんが、シューズはケガや故障を防ぐためにウォーキング専用のものを用意した方がよいでしょう。

踏み台昇降

両足を載せられる台(ステッパー)を乗り降りする有酸素運動です。

まず左脚を載せ、次に右足を載せたら、左脚をおろし、最後に右足も下ろす、という4ステップの作業を繰り返す単純な運動ですが、足の筋肉に適度な負荷がかかるため、下半身の引き締めに役立ちます。

また、室内の狭いスペースで手軽に運動できるところも大きな魅力。天候に左右されない上、テレビを見ながら運動できるところも人気の秘密となっています。

ただ、踏み台昇降を始めるには、まず丈夫で適度なサイズの踏み台を用意しなければならず、ウォーキングに比べると下準備が必要となります。

また、足下に気をつけていないと台を踏み外して転倒するおそれがあるので、慣れないうちは十分注意しながら実践するようにしましょう。

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