おしりが大きくなる3つの原因

おしり

下半身のうち、太ももと並んでボリュームがあるのがおしりです。

おしりは座るときに体重を支えるクッションの役割を担っているので、もともと脂肪がつきやすく、太りやすい部位と言えます。

ある程度肉付きのよいおしりはセクシーで魅力的ですが、あまりにぜい肉がつきすぎるとたちまち下半身デブになり、ぴったりフィットしたパンツが履けなくなったり、ボディラインが崩れてしまう原因になるので要注意です。

では、なぜおしりは大きくなってしまうのでしょうか?

考えられる原因はいくつかありますが、ここではその中でも特に影響の大きい3つの要素を紹介します。

骨盤のずれ、ゆがみ

おしりは体の中央にある骨盤によって支えられています。

骨盤は通常、生理周期などに合わせて閉じたり開いたりを繰り返していますが、妊娠・出産を経験したり、あるいは姿勢が悪かったりすると骨盤にずれやゆがみが生じてしまいます。

すると骨盤がおしりを支えきれなくなり、重力によっておしりの肉がどんどん垂れ下がり、結果的におしりが大きく見えてしまうのです。

妊娠・出産による骨盤の開きやゆがみは骨盤ベルトなどを使えば矯正できますが、片足重心で立ったり、イスに座る時に足を組んだり、ほおづえをついたりするクセがある人は骨盤をゆがませる原因になるので注意が必要です。

セルライト

1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余ったエネルギーは脂肪として蓄積されます。

この脂肪に体内にたまった余分な老廃物が加わると大きな塊状になり、いわゆる「セルライト」になってしまいます。

セルライトは普通の脂肪よりも燃焼しにくいという特徴があるため、セルライトになる前の段階でしっかり予防することが大切です。

ちなみに体に老廃物がたまるのは血液やリンパ液の流れが悪くなっている証拠。

普段運動不足だったり、体が冷える飲み物や食べ物をたくさんとる習慣がある方はセルライトができやすい体質と言えます。

筋肉の減少

脂肪を燃焼させるには、筋肉が必要不可欠。

筋肉量がアップすればするほど脂肪燃焼率も高まり、痩せやすい体になります。

ところが年齢を重ねたり、普段から運動不足だったりして筋肉が衰えると、脂肪の燃焼率が下がり、おしりにぜい肉がつきやすくなってしまいます。

自分の体を横から見て、おしりが下がっているなと思ったら危険信号。筋力が足りず、おしりの肉がたれている可能性大です。

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