筋肉が少ないのは下半身デブの原因

筋肉が少ない

男性よりも女性の方が下半身デブに悩みやすい原因は、筋肉が少ないことにあります。

筋肉は脂肪を燃焼させたり、血流を促進させたり、骨格を支えたりとさまざまなはたらきを行っているため、下半身太りと密接な関係があります。

特に現代人は慢性的な運動不足に陥っており、筋肉の低下が著しいため、ダイエットするときは食事制限だけでなく、筋肉をつけるトレーニングも行いましょう。

筋肉と下半身デブの関係

筋肉が少ないと下半身太りになりやすい理由は、大きく分けて3つあります。

基礎代謝の低下

基礎代謝とは、安静時に消費するエネルギーのことで、一日の総消費カロリーの約6~7割を占めています。

基礎代謝の内訳はいろいろありますが、そのうちの約4割に相当するのが筋肉で、全体の総消費カロリーから見ると、およそ24~28%が筋肉で消費されていることになります。

そのため、筋肉量が多ければ多いほど総消費カロリーも増え、やせやすい体となりますが、逆に筋肉が減少すると基礎代謝も低下し、太りやすい体質になってしまうのです。

血行不良

血液は筋肉のポンプ活動によって全身を循環し、酸素や栄養を送り届けると同時に、不要な老廃物を回収しています。

そのため、筋肉が少なくなるとポンプ機能が低下し、血液循環が悪化。余分な水分や老廃物が回収されにくくなり、下半身にむくみが起こりやすくなります。

また、酸素や栄養素の供給が悪くなると内蔵機能が衰え、基礎代謝低下の原因にもなります。

ボディラインの崩れ

人間の骨格は筋肉によって支えられ、正しい位置を保っています。

そのため、筋肉が衰えると骨格がずれやすくなり、O脚やX脚になってボディラインが崩れてしまいます。

特に体の中心にある骨盤にゆがみが生じると、ぽっこりお腹や便秘などの原因となり、下半身が太りやすくなります。

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