下半身デブのデメリット

下半身が太くなると、主に洋服選びやスタイルでの悩みを抱えるようになります。さらに、服が入らないなどの物理的な問題だけでなく、自己嫌悪に陥るなど、メンタル面でのデメリットも生じるようになります。

洋服を自由に選べない

服装で迷う女性下半身デブになってまず困るのが洋服選びです。体にぴったり密着するタイトなズボンやスキニーパンツの場合、下半身太りになるとたちまち入らなくなり、タンスにしまい込まれることになります。

特にここ数年間で下半身太りになってしまった人は、手持ちの服が軒並みサイズアウトしてしまうため、新たに買い直さなければならず、思わぬ出費になってしまうことも。

もともとゆるめのファッションが好みという場合は良いのですが、いろいろなファッションを楽しみたいという方にとっては選択肢が狭まってしまう原因になり、おしゃれを楽しめなくなってしまうばかりか、好みの服を着られないという精神面の落ち込みはもちろん、物理的、経済的な面でも大きなマイナスになってしまうおそれがあります。

洋服が入らなくなることで生じるデメリット

下半身太りのせいで手持ちの洋服が着られなくなると、さまざまな問題が生じます。

おしゃれができない

下半身デブになると、着られる服のタイプが限定されてしまいます。

まず体にフィットするタイプのスリムなパンツやスカートが履けなくなり、下半身にゆとりのあるゆったりしたデザインの服が中心になります。

また、下半身太りが気になって丈の短い服を避けるようになると、ロングボトムの服しか選べなくなってしまいます。

特に日本では、小さめサイズの服に比べると大きめサイズのバリエーションが乏しいので、自由におしゃれが楽しめなくなる可能性があります。

体調不良になるおそれあり

下半身デブでもおしゃれをあきらめたくない!と言って、パツパツのズボンにがんばって足を通したり、お腹をぎゅうぎゅう引き締めて無理やりボタンを留めたりすると、その場は何とかなっても、一日中下半身を締め上げてしまうことになります。

体に無理な圧力をかけると、息苦しくなってしまうのはもちろん、血液やリンパ液が滞りやすくなり、冷えや貧血などの体調不良に陥るおそれもあります。

実際、きついパンツを無理に履いて頭がフラフラになったという体験談も少なくないので、サイズアウトした服を無理に着用するのは避けた方が無難です。

スタイルがよく見えない

スタイルを気にする女性スタイルの善し悪しを決める重要なポイントは、体全体のバランスにあります。全体的には細くても、どこか一点だけ太っていると、見た目がアンバランスになってしまい、それだけでスタイルが悪く見えてしまうのです。

特に下半身デブだと、シルエットがすそ広がりになり、ズドーンと重い印象を与えてしまう要因になります。

また、他人からの評価だけでなく、自分でもスタイルの良い人と比べて落ち込んでしまうなど、メンタル面にも悪影響を及ぼしてしまいます。

では、下半身デブでスタイルが悪くなると、どのようなデメリットが考えられるでしょうか。

スタイルの悪さとデメリット

下半身デブでスタイルが悪くなると、外見・内面の両方に悪影響を与えてしまいます。

シルエットが悪くなる

上半身が細く、下半身だけが太っていると、ピラミッドのような三角形スタイルとなります。

ウエストから下にボリュームが集中してしまうので、シルエットはズドーンと重くなり、見た目・動きともにスマートとは言えなくなります。

特におしりや太ももが大きい人は、フレアスカートのような裾広がりの服を着ると、さらに下半身が膨張してしまい、実際よりも太って見えるおそれがあります。

かと言って体にフィットする服を着るとパツパツの太ももが目立ってしまうため、洋服選びが難しくなってしまいます。

メンタル面の低下

「女性は比べる生き物」と言われており、どうしても自分と他人を比較してしまいがちです。

自分で鏡を見て下半身太りだと自覚するのは嫌なことですが、外に出て、スタイルの良い人を見るとさらに大きなショックを受けてしまいます。

もちろん、上には上がいて、たとえばモデルさんと比べようとすればキリがありませんが、最低でも自分で納得できるようなスタイルを維持できなければ、常にメンタルが落ち込んでしまうおそれがあります。

露出したくない、できない

薄着になれない女性近年、女性の洋服は単にきれい、かわいいというだけでなく、スリムに見えたり、気になる部分を隠すなど機能性に長けたものが人気を集めています。

夏場などの暑い季節は、肌の露出が大きくなり、洋服で体型をカバーしにくくなってしまいます。ミニスカートやショートパンツを履いて薄着になりたいところですが、下半身デブだとふとももやふくらはぎの太さが目立ってしまうため、露出したくてもできない状態になります。

特に夏は海やプールの季節ですが、下半身デブが気になって水着になれず、レジャーを思いっきり楽しめない可能性があります。

では、具体的にどんな服を着ると下半身デブが目立ちやすくなってしまうのでしょうか。

下半身を露出したくない、できないと思う服装・シーン

下半身を出すのが嫌で、着るのをためらってしまう服や、行くのを迷ってしまう場所はいくつかあります。

丈の短い服

ミニのワンピースやスカート、ショートパンツなどの丈の短い服は、ふとももから下の部分が大きく露出してしまうため、下半身太りが気になっている人は最初から避けてしまう傾向にあります。

丈の短さの許容範囲は人によって異なりますが、膝より上のスカート、パンツはNGという人がほとんどで、ふとももが隠れるかどうかを洋服選びのポイントにしている人もいます。

ただ、丈の長い服であっても、ふくらはぎの太い部分ですそが切れているデザインの服はかえって下半身デブを強調してしまう可能性があるので要注意です。

水着

夏は海やプールなどのレジャーを楽しむ季節ですが、水着は上半身・下半身とも露出が大きいスタイルなので、誘われてもつい敬遠してしまうという声も挙がっています。

もちろん、水着にもさまざまなデザインがあり、足下まですっぽりカバーできるパレオタイプの水着も販売されていますが、水に濡れると下半身にぴったり張り付いてボディラインが強調されてしまうという悩みもあります。

温泉・銭湯

海やプール以上に下半身の露出度が高くなる場所が温泉や銭湯です。

女性は同性のスタイルに敏感なので、下半身デブだから温泉、銭湯に行きたくないと思っている人は少なくありません。

特にお風呂ではタオル以外に体を隠すものがなく、体型をカバーすることができない上、いたるところに鏡があるため、下半身デブを最も痛感しやすい場所と言えます。

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