ふとももが太くなる3つの原因

ふともも

ふとももには血管やリンパ管、神経などさまざまな器官が通っており、日常生活を送る上で重要な役割を担っています。

人間の体は正常な生命活動を維持できるよう、ふとももを脂肪でカバーし、外部からの衝撃や冷えなどから大事な器官を守っているのです。そのため、ふとももは他の部位に比べて特に脂肪がつきやすく、下半身デブの大きな原因となっています。

ふとももは胴体の次に太い部位として知られており、ふとももにある程度脂肪がついてしまうのはやむを得ないことなのですが、必要以上にぜい肉がついてしまうと下半身太りになってしまいます。

ふとももが太いのにはきちんとした理由があります。

原因1. むくみ

立ち仕事が多い人や、デスクワークで長時間同じ姿勢をとり続けている人は、筋肉が硬直し、血液を送り出すポンプ機能が弱ってしまいます。

血行が悪くなると水分や老廃物が体内に蓄積されやすくなり、ふとももを含む足全体がむくんできます。

むくみは冷えや疲労によって悪化することもあるので、冷え症の人や疲れがたまっている人はむくみによる下半身太りに注意が必要です。

原因2. セルライト

セルライトとは、脂肪細胞と老廃物が結合してできた脂肪の塊のことです。

ふとももは脂肪がつきやすい反面、ダイエットの効果が最も現れやすい場所でもあり、通常の皮下脂肪であれば割と簡単に落とすことができます。

ところが、老廃物が混ざったセルライトの場合、まずは凝り固まった脂肪の塊をほぐさなければ脂肪を燃焼することができません。

ダイエットに励んでいるのにふとももだけなかなか痩せないという場合は、単なる脂肪ではなく、セルライトが蓄積している可能性大です。

原因3. 姿勢がわるい

姿勢が悪い人は、姿勢がいい人に比べて重心がずれてしまっています。そのため、ふとももに通常以上の負荷がかかってしまいますので、ふとももの筋肉が張って、太くなってしまいます。

セルライトの見分け方

ふとももにあるのが単純な脂肪なのか、それとも厄介なセルライトなのかは、自宅で簡単にチェックすることができます。

まず床に座り、両手でふとももの肉をしっかりつかんで左右どちらかにひねってみます。このとき、ひねった部分の肌に凸凹が現れた場合は、それがセルライトです。

この凸凹がちょうどオレンジの皮のように見えることから、別名オレンジピールスキンとも呼ばれています。

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