適度に細い下半身が理想
下半身は細ければ細いほど良いというわけではなく、全体のバランスが重要なポイントとなります。
たとえばふとももが細くても、その下のふくらはぎが太ければ全体のバランスが悪くなり、下半身デブに見られてしまいます。
そのため、下半身は適度な細さを保ちつつ、アンバランスにならないよう気をつけることが大切です。
下半身の黄金比率
均整の取れた美しい下半身の黄金比率は、ふともも（外周）：ふくらはぎ：足首＝5:3:2が目安となっています。
ちょうど逆三角の形で、足下に行くにつれてスムーズに細くなっていくのが理想です。
サイズの計測方法は基本的に同じで、最も太い部分をはかりますが、理想サイズの計算方法は部位によって異なっています。
ふとももの理想サイズ
ふとももは下半身の中で最も太い部分で、黄金比率でも半分の割合を占めています。
そのため、適度な細さを保ちつつ、ボリュームを感じられるサイズが理想で、具体的には身長×0.3cmがひとつの目安となっています。
たとえば身長160cmの人なら、160×0.3＝48cmサイズのふとももが魅力的と言えます。
ふくらはぎ
ふくらはぎもふともも同様、身長から理想サイズを割り出します。計算式は身長×0.2cmで、160cmの人なら160×0.2＝32cmの細さが理想です。
ふくらはぎはふとももに比べて脂肪が少ない部位ですが、そのぶん筋肉が多いため、歩き方や立ち方にクセがあると筋肉が発達し、すぐに太くなってしまうので要注意です。
足首
足首は筋肉も脂肪もつきにくく、一般的に太りにくい部位と言えますが、余分な水分や老廃物がたまりやすい場所でもあるため、むくみの影響を大きく受けます。
理想サイズは身長×0.12で、160cmの人なら160cm×0.12＝19.2cmがひとつの目安となりますが、この数値を大幅に上回っている場合は足がむくんでいる証拠と言えます。
たるみにも要注意！
下半身太りの基準は太さだけでなく、たるみの有無も大きく関わってきます。
特に注意したいのが、食事制限だけに頼ったダイエットです。食事の量を減らすと簡単に体重を落とすことができますが、脂肪と一緒に筋肉も減ってしまうため、締まりのないたるんだ体になってしまいます。
足全体は細いのに、さわるとタプタプ揺れるという場合は要注意。肌がたるむとボディラインが崩れてしまうので、食事制限とともに適度な筋トレを行い、きゅっと引き締まった美しいスタイルを作り出しましょう。
理想の下半身とは？