半身浴で下半身デブ対策
下半身太りの対処法の中でも特に女性からの人気が高いのが半身浴です。
食事の見直しや運動などに比べると手間ひまがかからず、しかもお風呂の中でゆったりリラックスできるところが人気の秘密ですが、さらに女性に多い冷え症の改善にも有効であることから、多くの女性が実践しています。
では、半身浴を行うとどんな効果が期待できるのでしょうか?
半身浴の効果
半身浴は冷えや疲労の解消、リラクゼーションなどさまざまな効果があり、下半身デブの解消に役立ちます。
血行改善
半身浴で体を芯からじっくり温めると、血行が改善され、体全体の冷えが解消されます。
血行が良くなると基礎代謝が上がって脂肪が燃焼しやすくなるほか、余分な水分や老廃物を回収してむくみを予防することができるので、下半身デブの対処法としてはまさに一石二鳥といえるでしょう。
疲労回復
疲労は蓄積すると内蔵機能や代謝機能の低下につながり、下半身が太る原因となります。
半身浴で血行が改善されると、疲れの原因となる乳酸の排出がスムーズになり、疲労回復につながります。
リラクゼーション効果
体に強いストレスがかかっていると、筋肉が緊張して凝り固まってしまい、血行不良やリンパ液の滞り、基礎代謝の低下などを引き起こします。
半身浴には体はもちろん、心をゆったりと落ち着かせるリラクゼーション効果があり、ストレスによる下半身太りの予防にも有効です。
半身浴の方法
半身浴は今すぐできる手軽な下半身デブ対処法ですが、誤った方法で入浴すると効果が半減してしまうので注意が必要です。
ここでは半身浴を行うにあたり、注意するべきポイントを3つ紹介します。
温度
半身浴はじっくり、長めに入浴するのが基本で、最低でも20分以上は湯船に浸かりたいところです。
そのため、のぼせを防ぐために、お湯の温度はややぬるめの38~40度くらいをキープするようにしましょう。もちろん、のぼせやすい人、体が冷えやすい人は1度くらい前後してもOKです。
お湯の量
半身浴はその名の通り、体の半分だけを温める入浴方法です。
そのため、湯船に入れるお湯の量は、浴槽に座った時に心臓より低くなるよう調整するのがベスト。お湯が心臓までかぶってしまうと、水圧によって肺や心臓に負担をかけてしまい、かえって体に良くない影響を与えてしまいます。
水分補給
半身浴をしていると、体の血行が良くなり、汗をかきやすくなります。
たかがお風呂といえど、長時間入浴していてたっぷり汗をかくと脱水症状を起こすおそれがあるので、半身浴をするときはお風呂場にペットボトルの水などを持ち込み、少しずつ水分を補給するようにしましょう。