ふくらはぎが太くなる5つの原因

ふくらはぎ

下半身の中でも、特に脚やせしにくい部分として知られているのがふくらはぎです。

たとえふとももや上半身が細くても、ふくらはぎが太いと全体的にがっしりして見えてしまい、下半身デブと思われやすくなります。

そのため、ふくらはぎを細くしたいと願う女性は多いのですが、もともとふくらはぎは脂肪よりも筋肉の方が多く、いわゆる脂肪太りしにくい部位と言えます。

ふくらはぎが太くなる原因はいろいろありますが、特に多いのが筋肉太りとむくみです。

原因1. 筋肉太り

ふくらはぎは立位時、歩行時、走行時と、脚を使うすべてのシーンで負担がかかる部位です。

特に歩き方や走り方に悪い癖があったり、片側にだけ体重をかけて立ったりすると、常にふくらはぎが緊張してしまいます。

するともともと筋肉の多いふくらはぎはすぐに発達し、硬くて太い筋肉太りの状態になります。

原因2. むくみ太り

女性に多いタイプで、ふくらはぎがぱんぱんにむくんでしまっている状態です。

特に長時間立ちっぱなしだったり、デスクワークで体を動かさずにいると、水分や老廃物が脚の下部にたまってしまい、ふくらはぎがむくむ原因となります。

むくみは放っておくと脂肪細胞と結びついてセルライトになり、皮下脂肪よりも落としにくくなるので要注意です。

原因3. O脚・X脚

両足をそろえて立った時、両ひざがつかないのがO脚。内くるぶしと両ひざはつくものの、ふくらはぎとふとももにすき間があいてしまうのがX脚です。

どちらも骨盤のゆがみが原因となっていることが多く、脚にかかる体重がうまく分散されないため、ふくらはぎに余計な負担がかかることになります。

原因4. 骨盤のゆがみ

O脚やX脚の原因にもなる骨盤のゆがみは、血液やリンパ液が滞る要因となります。

血液やリンパ液の流れが悪くなると、体が冷えて脂肪がつきやすい体になるほか、不要な老廃物が排出されず、下半身がむくむ原因となります。

原因5. 誤った歩き方

ふくらはぎは歩行時に最も酷使する部位なので、誤った歩き方を続けていると、筋肉太りやむくみを引き起こす要因となります。

たとえば猫背で歩くと、自然と腰が落ち、膝も曲がってしまうため、腰やふくらはぎに負担が集中しやすくなります。

また、足を蹴り出すときに必要以上に力を入れるとふくらはぎが緊張し、筋肉太りになってしまいます。

筋肉太りと脂肪太りの見分け方

ふくらはぎが太くなる理由の大半は筋肉太りまたはむくみによるものですが、中には皮下脂肪によって下半身デブになっている可能性もあります。

筋肉太りも脂肪太りも見た目だけでは判断しにくいのですが、それぞれ対処法が異なるので、脚やせダイエットを目指す場合はまず以下の方法で自分のふくらはぎが太い原因をチェックすることから始めましょう。

1.まず床に座り、手でふくらはぎをしっかりつまみます。
2.つまんだ状態で足首を上下に動かします。

この時、足首を動かしていてもまだつまんでいられる部分が脂肪です。

逆に足首を動かした時に指から抜けていった部分は筋肉なので、つまめる部分と抜けていった部分のどちらが多いかで脂肪太りと筋肉太りを判断します。

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